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マルバシャリンバイ

本州の山形県より西、四国、九州、沖縄に分布し、主に海岸に自生している。
高さは2~6m程度まで生長する。耐陰性が強いことから高い樹木の根元などや他の灌木類と寄せ植えにされている。
落ち着いた風情を出すことから、蹲踞(つくばい)周りにもよく植えられている。
ゆっくりと生長するので、剪定などの手間があまりかからない樹木である。
仲間にシャリンバイがあり、葉の形を見れば見分けることができる。
シャリンバイの葉には、浅い切れ込みこみがあり、マルバシャリンバイには、卵形の厚い緑の葉にはわずかに切れ込みがある程度。
初夏には直径1.5cm程度の花が枝先にそよぐ。
実は直径1cm程度で小豆色だが、熟すにつれて黒紫色と変化してゆく。
果実は、果肉が少ない上、苦味もあってそのままでは食べれないが、かすかに漂う松脂臭を生かして果実酒にすると美味しいお酒となる。
実の2~3倍量のジンやホワイトリカーに6~8ヵ月くらい漬けておき。実を取り出してからさらに、6ヵ月くらいは熟成させると宜しい。

ウッドデッキと四季の樹木
創業百余年 中川木材産業株式会社
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