ソヨゴ
分布: 本州(関東以西)、四国、九州
樹高: 5~10m/
花と開花は6月。実となる月: 11月から1月ころ。ソヨゴの実は長い柄がついて1~2個ずつ垂れ下がる。雌雄異株。
枝: 枝は灰色で無毛。 葉: 長さ3~9cm、やや光沢がある。 樹形:広円錐形
材は白く、緻密であり、器具材、床柱などに使われる。葉は硬く、
風に揺れて音を立てるところから、戦ぐ(そよぐ)の意で名づけられた
モチノキ属は世界の暖・温帯に約400種があり、主として北半球に産し、
少数が熱帯地方に生える。日本には変種を含めて約20種が分布し、
多くの種が庭木や「実もの」としていけ花に利用されてきた。
2次林の構成種としても植林されており、赤松の林で見かける。
病虫害 病害ではすす病、虫害ではチャハマキ、カイガラムシ類による被害がある。
剪定は、枝をあまり茂らせず、持ち味である柔らかさを生かして枝を抜く程度としたい。
枝先をつめる場合にも、できるだけ先端だけを切って、長めに残すと堅い感じにならない。