コクチナシ
枝は横に広がり、丈もさほど多くならない。
果実は、消炎・止血にも用いられ、染料や着色料としても利用される。
また、多少の日陰であっても生育するので、和・洋を問わず植栽されている
洋風な庭では、アプローチ沿いや、花壇の縁に植えられ、低く整形され居ることが多い。
クチナシと同じく花に芳香がある。花は6月から7月にかけて開花する。
虫害ではオオスカシバ、カイガラムシ。病害では、褐斑病、灰色かび病、斑点病がある。
近縁種・品種として、一重咲きのほか八重咲種もある。また一重咲きの花弁の先がとがったケンサキ(剣先)コクチナシ、葉に斑の入るフイリケンサキ、四季咲性で5~7月と9~10月に咲くシキザキクチナシなどがある。
手入れポイントは枝の混みすぎの部分は枝抜きをし、徒長枝は切り詰めるか枝元から切り取る。刈込みは花の終わりしだいに行わないと花つきが悪くなる。