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ガマズミ

北海道から九州まで、朝鮮半島、中国に分布し、低山地や丘陵地などで普通に見られる。生長すると2~4mとなる落葉低木で、葉は広い円形である。5~6月頃に小さな白い花まとまって咲く。
9月~10月頃になると、5mm程度の小さな実をつける。熟すにつれて赤くなってゆく。
落葉で、小白花のみが集まった花序を作るものにコバノガマズミ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ゴマギなどがあり、落葉で花序の外側に大きい無性の装飾花をもつものにはヤブデマリ、ムシカリ(一名オオガメノキ)、カンボクなどがあり、常緑のものにはハクサンボク、サンゴジまた、ガマズミを漬けたお酒も造れる。
完熟していない酸味の残っている実を、2~3倍量のホワイトリカーに漬けて6ヵ月ほど漬ける。実を抜いてから、さらに1年くらい熟成させると酸味の効いたお酒ができる。昔は山に入るマタギなどの貴重なビダミン代用であつた。
現在は小規模ながら生産している酒工場か゜あり、商社の双実が販売手伝いをし、2006年5月より全国でネット販売会社を通じて売られる予定。(2006年4月27日テレビ東京のサテライトニュースによる)
取り出した実は佐藤を加えてジャムにもできる。
あまり庭木というイメージはないが、自然の雑木風にするには良い。落葉樹の間に植栽するか、野草などの背景として使うのが効果的である。夏には花がが楽しめ、秋は赤の実が美しく映えるだろう。
 庭木としては、野趣が強く一般的ではないが、自然風の雑木の庭にはぜひ入れておきたい樹木である。また、野草類を中心としたワイルドフラワーガーデンなど、新しい傾向の庭にも、きわめて似合う中低木といえよう。落葉樹の間に植栽するか、野草などの背景として使うと効果的である。夏には花も楽しむことができるが、どちらかといえば秋こそ本領を発揮する。小豆粒ほどの赤い実が特に美しく、食餌木なので、アオゲラ、オナガ、キジ、キジバト、コジュケイ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリなどが実を食べる。
 




ウッドデッキと四季の樹木
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