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サザンカ 山茶花

本来南国の花で元々山口県、四国、九州中南部、沖縄に野生をしていた日本特有の樹木だが、 現在は 多くの園芸品種が生まれて、秋田以西の地域では一般的に見られます。
常緑の小中木。葉は楕円形の革質で、白色か淡紅色の美しい花が10-12月に咲きます。 果実は球形で黒褐色の種子があります。 よく似ているツバキには匂いがありませんが、サザンカの花には香りがあります。
十月から十二月といった他の花がなくなった時期に開花するので、庭木、生垣、盆栽、切り花として喜ばれている。材は小細工物に適し、薪炭材としても使われていた。
種子には不乾性油を含んでいるので、木実油といって、伊勢神宮の燈油にもされていた。歌謡曲の『さざんかの宿』でも「赤く咲いても冬の花」と歌われる。
童謡に「さざんか?」があり「サザンカ、サザンカ咲いた道、たきびだ、たきびだ、落ち葉炊き...」と小学生の1-2年によく歌った。
随筆では、幸田文の『山茶花(さざんか)』に「女の終わりも、菊や紅葉と鮮やかなのもりっぱだけれど、私なら山茶花がいい」と書いある。
手入れは独立木の場合には、徒長枝や小枝の切戻しを行なって樹形を整えるが、萌芽力が強いので生垣のように刈込みによって整形する場合もある。

ウッドデッキと四季の樹木
創業百余年 中川木材産業株式会社
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