シロヤマブキ

落葉低木
別名:
英名: 
中国名: 
原産地:朝鮮、中国

形がヤマブキに近く、白花をつけることからシロヤマブキと言われる。
朝鮮半島や中国中部に分布するが、瀬戸内海側の山地でもまれに見かける。
生長しても高さは2m程度。若枝は褐色。晩春になると、新枝の先に3〜4cm程度の花を開く。
派手さはないが、晩春に花咲く白い花が風情で好まれる。
庭木としては、高木の前づけや垣根沿い、水辺などに植栽する。
虫害ではハダニに注意する必要がある。
太田道灌の逸話に、狩の途中雨に合い、近くの農家で蓑を借りようとして、貧しい娘から教えられ自分の勉強不足を痛感し、勉強家になるというのがある。 そこででてくる「七重八重はさけども山吹のみのひとつだに無きぞかなしき」という歌から、ヤマブキに実がつかないと思い込んだ人は多く、そのためシロヤマブキをヤマブキと混同している人にとっては、本種が実をつけているのを見て、珍しいことと誤解することがある。

 
  

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