アベリア
スイカズラ科 ツクバネウツギ属
別名:ツクバネ・ウツギ
英名: Glossy Abelia
生育が早いのが特徴で、大株ともなると移植はやっかいとなる。自然樹形では地際から多くの枝を分岐し、四方に大きく枝を伸張させて、2m近くもの大きな半円形となる。
庭などでは、大きさを抑えるために1m以下に抑える事が多い。常緑樹として扱うが、寒冷地では落葉する性質もある。徒長枝や強勢な枝については、地際から切除し間引く。秋に強く刈る以外にも、適時剪定し、樹形の乱れを防ぐようにする。
最近は、エドワード・ゴーチャが人気である。赤花種でピンク色の小形の花をつける。生長も遅く、矮性種のため住宅の庭でも扱い易いことから、多くの植栽例を見るようになった。
植栽のポイントとしては自然樹形では地際から多くの枝を分岐し、四方に大きく枝を伸張させて、2m近くもの大きな半円形となる。住宅の庭では、大きすぎるため、刈込みによって1m以下に押さえることが多い。それにしても伸長力が強いので、狭い庭や廻りに余裕のない場所に植栽する場合には思い切った刈込みや剪定が必要となる。整形に刈込んで低い生垣にするのも却って良いかもしれない。常緑樹として扱うが、寒冷地では落葉する性質があり、地域によって確認する必要がある。+
 

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