クロガネモチ 黒鉄黐
モチノキ科モチノキ属
常緑高木
別名:
英名: 
中国名: 
原産地:
日本は本州関東より西、四国、九州、沖縄に分布し朝鮮半島、台湾、中国、インドシナの温帯から亜熱帯までと広く分布している。
山で普通にみかけ、庭木としも植栽される。生長すれば5〜18mに育つ。樹皮は滑らかで灰白色。葉は濃緑色。葉柄や若枝が紫がかることもあり
そこから黒鉄(クロガネ)と名前がついたと言われる。
初夏に花が咲く。果実は直径3〜5ミリで秋に赤く熟し、野鳥などの餌となる。雌雄異株。排気ガスなどに強いという特徴があり、街路樹などとしても使われている。
クリスマスの頃、紅い実のついた枝はリースの材料や、ドアの飾りとして利用できる。
手入れポイントは剪定は軽くふところを透かす程度で、自然樹形を保てば和洋いずれの庭にも使える。枝をつめる場合には、小枝の葉を4〜5枚残して切り落とす。
食餌木で、この実を好む野鳥は、アカハラ、コジュケイ、ツグミ、ヒヨドリなどがよく集まる。。
植栽時のポイントとしては、元来暖地性の樹木のため、関東では比較的使われることの少ない木であったが、近年同科のモチノキなどに替わりよく植栽されている。大木となり、高さ15〜18mに及ぶが、庭木としては5〜6mくらいに押さえたい。和洋いずれの庭にも使えるが、時に中木としてスタンダード仕立てで草花と取り合わせ、洋風の演出を楽しむのもおもしろい。なお、雌雄異株であるので、実を楽しむには雌株を選ぶ必要がある。


 

   

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