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ヒラドツツジの成り立ちは面白い。元を辿ると江戸時代までさかのぼる。当時、海外との貿易を許可されていた長崎。 その平戸市にケラマツツジ(沖縄)や中国産のツツジ。 そして、在来種のモチツツジが自然交配を繰り返した。 その結果、多くの変異個体が生まれ、民家に生えていた。 昭和20年以降に、これらの固体の中から系統選抜され生まれた品種がヒラドツツジとなる。いわば、ツツジの中のエリートである。 非常に大型な樹形、葉、花等が特徴で、4〜5月に開花する花の色は非常に多彩。 紫、紅、桃、白などと目を楽しませてくれる。 栽培は沖縄のケラマツツジにに近いと言われている。 |
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