シモツケ 下野
バラ科シモツケ属 落葉小低木
別名 キシモツケ

英名: 
中国名: 
原産地:
日本列島、朝鮮半島、中国西北部まで広く分布する。山地を好み、庭木としても植栽される。
名は、今の栃木県を昔は下野の国と呼ばれていたが、下野で最初に発見された為、そのまま木の名前となった。
生長すれば1.5m程度に育つが、地域によって変化に富む。葉は2〜9cm程度で、表面に産毛が生え、裏面は粉がかかったような白。晩春から夏にかけて、淡紅色の花を咲かす。日当たりさえ良ければ、乾燥している場所でも育成する。生命力が強いため、低く刈込むこともできる。
シモツケの植栽のポイントとしは、葉も花も印象が柔らかく、またやさしげでもあり、和風でも洋風でも利用されている。ただツツジやサツキなどと比べると、その数はきわめて少なく、もっと利用されても良い樹木である。
 陽当たりさえ良ければ、軒内のように乾きやすい場所でも生育し、萌芽力にも富んでいるため低く刈込むこともでき、さまざまな使い方が可能である。ロックガーデンなどにも向いていよう。数年ごとに古い枝を切り直すと、新しい茎が伸び、花つきも良くなる。なお変種には、花の白いシロバナシモツケがある。+
手入れのポイントとしては茎や枝は良く分岐し、生長も早く1m位になる。大株になりすぎた場合には、落葉期に短く刈込んで丈を低くする。萌芽力が強いので強い刈込みにも耐える。
 
 シモツケ



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