レンゲツツジ 蓮華躑躅

分類:ツツジ科ツツジ属
落葉低木
別名:
英名: 
中国名: 
原産地:
分布は北海道西南部、本州、四国、九州
樹形:半球形樹高:1〜2m。
北海道から九州にかけて自生する。しかし、元来は高原の涼しい土地に生育するしているので温暖な地域での植栽は難しく、たくましく生えている。
枝は褐色で太い。地面の近くから分岐しする。生長すると1〜2mになる。葉の表は鮮やかな緑色だが、裏返すと粉白色。葉には剛毛がついている。秋には紫紅色に紅葉する。
初夏に花咲き、高原を彩るレンゲツツジの花は美しい。直径5〜6cmのオレンジ色の花が咲く。
レンゲツツジは、日当たりがよく、やや乾燥した排水良好かつ酸性土を好む。
レンゲツツジには毒があり、花を摘みとり、蜜をなめるとかすかな甘みある。しかし、蜜をなめたり、花を食べると呼吸困難を引き起こす。同様に葉にも毒がある。昔の農家では、汲取式の便所の便槽に枝葉を入れて、ウジを殺したといわれる。有害植物も人々の知恵によって有効に利用されていたのである。レンゲツツジの自生している場所は、高原の牧場やスキー場などに多く見られるが、牧場の牛や羊は有害であることを知って葉や花を食べることはない。
牧場の牛や羊は有害であることを知っているので、葉や花を食べることはない。
そのため、自然と残り目に付くようになる。
また汲取式の便所の便槽に枝葉を入れることで、ウジを殺したといわれる。
しかし、ヨトウムシ、アオムシ、アブラムシ類には弱いという弱点もしっかりとある。
手入れポイントとしてはほとんど手入れの必要はなく、多少混んだ枝の間引きや、樹形維持のための切替え剪定を行う程度で良い。
 

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