リョウブ 令法
リョウブ科 リョウブ属*
別名:
英名:
古名:ハタツモリ、 
中国名: 
原産地:

北は北海道から、南は九州まで広く見かけることができる。樹高は8〜10m程度。葉は枝端に集まって互生し、広倒皮針形などで長い。
幹は樹皮が剥げ落ちたことで平滑となりつるりとしており、茶褐色。夏には枝先の、小さな白い花が穂のようになる。
樹皮が美しく床柱にも使わる。材は硬くろくろ細工などに適している。良質な木炭の材料としても用いられる。
若葉は摘んでゆでたり、生はは天ぷらなどにして食すことができる。生の葉は天ぷらにして食べられる。味噌汁の具としても良い。干した若葉は飢饉のときの非常食となった。
材は淡黄褐色で、硬く緻密でろくろ細工に適する。樹皮が美しいので床柱にも用いられる。また、良質の木炭の材料となる。若葉は食用になる。繁殖は実生、挿し木、取り木ができる。
 リョウブは特徴のある樹肌が、ナツツバキに似て滑らかな茶褐色となり、肌だけ見ると見間違える程である。花は夏に白い穂のような総状花をつける。洋風の庭にも似合うが、雑木を使った明るい和風の庭に最も合う。大きくなりすぎないので、狭い庭でも使い易い木といえよう。冬の落葉期は、ことに木肌の美しさが生きる。+
手入れポイントは 自然樹形を生かすようにする。枝が車状に出るので、樹冠が茂りすぎる傾向があり、落葉期に枝を交互に出るように抜いて、透かすようにする。
 

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