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米珠薪桂

(読み:べいじゅしんけい)

●米の値段が宝玉ほどに高く、薪が桂ぐらいに高価なこと。生活必需品が 高いことのたとえ。

▽「桂」はかつら、肉桂(にっけい)・木犀などの芳香樹の 総称。また、特にクスノキ科の常緑高木。香気があり、香や薬用に用いた 。日本のカツラ科の落葉高木のカツラとは異なる。<故事>蘇秦(そしん)[中 国戦国時代の政治家])がやっとの思いで、楚その威王(いおう)との会見を 済ませ、退去しようとして引きとめられたとき、賓客の取り次ぎも悪く、王に も容易にまみえられない土地にはとどまりがたいと、暗に楚の物価高と冷 遇を皮肉ったところから、楚王が急に態度を改めたたという故事から。

●出典は、『戦国策(せんごくさく)』楚策そさく

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