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梅林止渇

(読み:ばいりんしかつ)

● 梅の林を思い出させて、口につばを生じさせ、のどの渇きをいやす意。 代用のものでも、一時しのぎになるたとえとして用いられることもある。

▽「 止渇」はのどの渇きをいやすこと。「梅林渇かつを止とどむ」と訓読する。< 故事>中国魏ぎの曹操の一団が行軍中に道に迷い、兵士達がのどの渇き を訴え始めた。そこで曹操が、「前方に梅の林があり実がなっているから、 それを食べて渇きをいやせ」と言ったところ、兵士達の口に唾液だえきが 生じ、一時的に渇きをしのぐことができたという故事から。

●出典は、『世 説新語(せせつしんご)』仮譎(かきつ) 類義語としては、止渇之梅(しかつ のうめ)・梅酸止渇(ばいさんしかつ)・望梅止渇(ぼうばいしかつ)などがある 。

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