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沙羅双樹

(読み:さらそうじゅ)

●釈迦しゃかが八十歳で入滅したとき、臥床(がしょうの四方にあった二本 ずつの沙羅の木。釈迦の入滅を悲しんで、二本のうち一本ずつ枯れたとも いい、入滅とともにそれらが白く枯れ変じたともいう。

▽「沙羅」は常緑高 木。インド原産で、淡黄色の小さな花をつけ、幹は非常に長く伸びる。材質 は堅固で建築用木材として適している。「沙」は「しゃ」とも読む。また、「沙 」は「娑」とも書く。『平家物語』の冒頭の句で有名。

●用例としては、大木 の菩提樹と沙羅双樹が空高く聳そびえて、如何いかにも聖域という感じが する。<瀬戸内晴美・古都旅情>

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