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槿花一朝

(読み:きんかいっちょう)

●人の世の栄華のはかないことのたとえ。むくげの花が朝咲いて、夕暮れ には散ることからいう。

▽「槿花」はむくげの花。はかないたとえ。また、「 小人、槿花の心」(つまらない人の心はむくげの花のように移ろいやすい) などといって、人の心は変わりやすいことのたとえ。「一朝」はわずかな時 。

●出典は、白居易はくきょい「放言ほうげん」(詩)

●表現としては、と しては、◎槿花一朝の栄華

●用例としては、かりにそれが惑いであれ、 槿花一朝の夢であれ、徒労の人生ほど、私にとって愉快なものはない。< 壇一雄・火宅の人>

●類義語としては、槿花一日(きんかいちじつ)など がある。

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